大分県と大分市は4月30日と5月1日に、14市3町と県外の10歳未満から80歳以上の男女574人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。30日が230人、1日は344人。いずれも前週の同じ曜日よりも減少しているが、県は、連休で検査数が減っていることをあげ、予断を許さない状況であることを示している。
30日は、国東市内の高齢者施設で、1日は大分市内の高齢者施設、大分市福宗環境センター、別府市内の高齢者施設でクラスターを確認しており、関係者の検査を進めている。
また、連休中は多くの医療機関が休診となることから、受診先などで困った場合は、受診相談センター(電話097・506・2755)に相談するように呼びかけている。センターは24時間対応。
2日間の感染者のうち年代別では、10代109人、10歳未満と40代各99人、30代92人、20代67人、50代40人、60代31人、80歳以上20人、70代17人。経路別では、家族253人、不明164人、学校48人、施設30人、職場29人、知人20人、県外26人、医療機関8人、会食6人となっている。
別府市の感染者数は、30日37人、1日34人。年代別では、30代と40代各13人、20代11人、10代10人、10歳未満と50代各7人、60代40人、70代と80歳以上各3人。経路別では、家族27人、不明26人、職場6人、施設と知人各4人、会食3人、学校1人。
別府市以外の市町等の2日間の感染者は、大分市296人、日田市51人、中津市24人、豊後大野市18人、佐伯市17人、宇佐市16人、杵築市15人、県外14人、国東市12人、由布市11人、臼杵市9人、玖珠町7人、竹田市5人、日出町4人、九重町2人、津久見市と豊後高田市各1人だった。