別府市管工事共同組合が通常総会

総会であいさつする志賀理事長

 別府市管工事協同組合(志賀敏夫理事長、24社)は20日午後4時、同組合会議室で第53回通常総会を開催した。13人出席、11人委任状出席。
 志賀理事長が「皆さんの協力と職員の頑張りで、組合運営は順調にいっています。組合を継続していくためには、今後も皆さんにお願いをすることがあると思います。小さなことでも構わないので、ご意見をいただきたい」とあいさつ。
 議事に入り、令和3年度事業・決算・監査報告、令和4年度の事業計画案・予算案・役員報酬などについて審議、承認した。
 令和3年度については、委託事業の修繕工事費が昨年対比で大きく減少したものの、共同施工事業の給水工事などが大幅に増加したため、売上は昨年を上回った。しかし、外注工事が増加したことで、最終的に収益は昨年並みとなった。
 令和4年度は、コロナ禍での対応が必須となる中で、更なる組織活性化を図るとともに、職員の意識改革を図りながら、健全な経営を目指し、外部環境の変化に素早く情報を集約して柔軟に対応することで、機動的な業務・組織運営に努める。組合員企業の近代化、合理化を図るため、官公需の共同受注ならびに共同施工を行う他、組織活性化を図り、運営の効率アップを図る。また、災害時における応急復旧工事等が迅速にできるような体制の構築、建設4団体主催の社会的貢献活動に積極的に取り組むなどの活動を行う。