別府大学は「別府・松山PV制作プロジェクト」の市内リサーチを5月21日午前9時、行った。
別府市は、株式会社伊予銀行と2019年9月に締結した「観光振興連携協力に関する協定」に基づき、昨年度に続いて松山市や松山短期大学・別府大学などの関係機関と協力して、地理的・歴史的につながりが深い松山市と別府市の観光振興施策を学生が検討・提案する機会を提供することとなった。
今年度は、両大学が双方に在住する若者をターゲットに、学生目線でPRする動画を制作する「別府大学と松山短期大学生によるプロモーション動画制作プロジェクト」を実施。地域の魅力を発信することで、別府市は松山市から、松山市は別府市からの相互送客につなげることを目指す。
21日は、学生14人、教職員3人、別府市観光協会1人の計16人が参加し、ガイドは平野芳弘・平野資料館館長が務めた。
JR別府駅東口の油屋熊八像周辺に集まった参加者を前に、平野館長が「油屋熊八翁は別府観光の礎、日本観光の礎を築きました」と紹介した。その後、駅市場、竹瓦温泉周辺を巡りながら説明を受けた。
今後、7月にある最終発表に向けて、別府大学生18人が5班に分かれて撮影していく。