社会を明るくする運動オープニング

アトラクションとしてフラダンスで盛り上げた
関係者が参加して行われたオープニングセレモニー

 第72回「社会を明るくする運動」のオープニングセレモニーが1日午後3時45分、JR別府駅東口広場で行われた。法務省主唱で、テーマは「#生きづらさを生きていく。」。
 社会を明るくする運動は、犯罪や非行を防止し、犯罪を犯してしまった人の立ち直りを地域で支える機運を高めるもので、7月は強調月間。市内でも各地区社会福祉協議会ごとに様々な活動を予定している。
 はじめに、ハーラウ・オ・ナー・マヌレアによるフラダンスがアトラクションとして行われ、花を添えた。
 セレモニーでは、阿南寿和副市長が「いろんな事件が起きていますが、先日のネットカフェでの立てこもり事件では、10年前にも立てこもり事件を起こしていて、早く刑務所に戻りたいと話しているという報道を見ました。更生保護の難しさ、社会復帰の難しさを感じました。受け入れる地域にも課題があります。体制を整え、地域力を建て直していくことが必要」とあいさつ。
 髙橋護別府保護区保護司会長、小林一成別府警察署長があいさつをした。
 引き続き、街頭啓発を行い、メモ帳とペンのセット、パンフレットや更生保護女性会が手作りしたティッシュケースを配り、犯罪、再犯防止への理解と協力を呼びかけた。