第10回別府ロータリークラブ杯

9年ぶり2回目の優勝を飾った朝日と大平山の3年以下合同チーム

 第10回別府ロータリークラブ杯争奪軟式オレンジボール学童野球大会が6月12、19、26日、7月3、10日に市営野口原ソフトボールB球場で開催された。
 日頃、控えにまわることが多い小学生3年生年生以下の選手でチームを構成し、練習の成果を発揮する場として行われている。使用するボールは通常のC号よりも小さいD号、通称オレンジボールで、試合も5回までとなっている。
 試合は別府市と日出町から10チームが出場し、トーナメント方式で行われた。
 決勝戦は、朝日・大平山少年野球部と上人・緑丘・春木川少年野球部の別府勢同士の対戦となった。朝日・大大平山は朝日少年野球部と別府大平山少年野球部、上人・緑丘・春木川は、上人少年野球部、緑丘少年野球少年野球部、春木川少年野球部の合同チーム。
 2回裏に、上人・緑丘・春木川は2死2塁でチャンスを掴むと、7番の井上選手が3塁打を放ち、1点を先制。しかし、3回表に、朝日・大平山は四球とヒットで走者をためると、2番の横山選手が3ランホームランを放ち逆転し、その勢いのままヒットや死球、四球で満塁とすると、6番の大塚選手のヒットで、この回だけで一挙に5点。4回にも満塁から7番の阿部選手のヒットなどで3点を追加。5回にも1点を入れた。対する、上人・緑丘・春木川も4回裏に3番の松本選手が本塁打を放つも及ばず。9ー2で、朝日・大平山が9年ぶり2回目の優勝を飾った。
 表彰式では、大川裕暁別府RC会長代理から優勝チームにカップと副賞の盾、D号ボールが、準優勝チームに盾とD号ボールが贈られた。最優秀選手賞は、試合を決める3ランを放った横山直希投手(大平山)、敢闘賞に遊撃手として好守備を見せた松本直大選手(緑丘)が選ばれ、野球用具購入補助券がプレゼントされた。優勝した朝日・大平山少年野球部のメンバーは次のとおり(敬称略)。
【朝日少年野球部】▽代表=鈴木慎也▽監督=薬丸功起▽コーチ=吉田貴之、阿部浩士▽選手=山下夏輝(主将)、吉田琥珀、薬丸慶士、阿部凌大、藤内洸汰、大塚弘章、山下煌華、小野信平、吉野友翔、佐藤日々人、佐藤煌史郎、佐藤瑛汰
【大平山少年野球部】▽代表=今宮美智雄▽監督=大石賢二▽コーチ=三浦慶一郎、後藤孝清▽選手=大石昊(主将)、横山直希、小野翔陽、丸山実琉、林田蒼空、加藤峻司、鈴木陸斗、山田湊