第２２回アルゲリッチ音楽祭の「世界へ羽ばたく音楽家たちＶｏｌ・７三浦謙司ピアノ・リサイタル」が１７日午後３時、しいきアルゲリッチハウス・サロンで開催し、７４人が演奏を聴いた。同音楽祭はフィナーレを迎えた。
三浦謙司さんは今、世界で注目を集めている若いピアニストの一人。
「協奏曲ＢＷＶ９７４ニ短調」（バッハ）、「ペトルーシュカからの３楽章」（ストラヴィンスキー）など７曲を披露後、アンコールとして「３つの小品第１番前奏曲ロ短調ｏｐ・１１―１」（リャードフ）、「ＦｉｄｅｓＴｕａ」（ハマシアン）、「マズルカ第２番ｏｐ・５４―２」（ゴダール）の３曲を演奏した。
別府市の６０歳代女性は「若手ピアニストのシリーズ、今後が楽しみな方ばかりでエネルギーを感じます」、同市の１０歳代女性は「響きがよく素敵な演奏でした」、大分市の４０歳代女性は「感染がまた広がっているので１席ずつ空いているのは安心した」とそれぞれ話した。