大分県と大分市は10日と11日の2日間で1万1878人に対してPCR等検査を行い、全市町村と県外の10歳未満から80歳以上の男女4526人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1週間の感染者のうち経路不明者の割合が51・1%と50%を超えた。
2日間で、県内で療養中の80歳以上4人、70代、60代各1人が亡くなり、県内の死者は208人となった。また、豊後大野市内の医療機関と福祉施設、大分市内の事業所、豊後高田市内の福祉施設と高齢者施設、別府市内の高齢者施設、大分県東部保健所、中津市内の高齢者施設、日出町内の福祉施設、宇佐市内の医療機関と高齢者施設でクラスターが確認されており、関係者の検査を進めている。
2日間の感染者の年代別では、30代と40代各693人、20代628人、10歳未満621人、10代611人、50代420人、60代341人、70代280人、80歳以上238人、調査中1人。経路別では、不明2410人、家族1500人、施設203人、職場137人、医療機関95人、知人90人、県外53人、学校30人、会食8人となっている。
別府市の感染者は、10日273人、11日231人。年代別でみると、20代94人、40代75人、30代61人、10代57人、10歳未満56人、50代55人、60代44人、70代39人、80歳以上22人、調査中1人。
別府市以外の市町村等の2日間の感染者数は、大分市2190人、日田市324人、中津市313人、宇佐市162人、由布市152人、佐伯市135人、臼杵市126人、日出町92人、県外89人、杵築市、豊後大野市、豊後高田市各68人、玖珠町59人、国東市52人、津久見市46人、九重町39人、竹田市38人、姫島村1人だった。