別府市ALTの離任と着任あいさつ

離任したジーボルさん(右)と着任したプリッツさん(左)

 別府市外国語指導助手(ALT)の離任及び着任の報告が7月28日午後4時、阿南寿和副市長に行われた。
 離任したのは、ダニエル・ウィリアム・ジーボルさん(33)=米国ミネソタ州出身=。平成28年度に着任したが、新型コロナウイルスの影響で、期間が延長され、6年間務めた。「6年間、本当に素晴らしい経験が出来ました。別府の人はみんな温かく、子どもは明るく元気だった」と振り返った。今後は、福岡市で英語に関わる仕事を探すという。
 新たに着任したのは、サムエル・アイザック・ベンジャミン・スロムスキー・プリッツさん(22)=米国イリノイ州出身=。「日本の文化にとても興味があります。アニメや村上春樹が好きです。特に好きなのは『千と千尋の神隠し』。温泉や食べ物など、とても楽しみにしています」と流ちょうな日本語であいさつ。「子どもたちに、米国の文化を紹介したい」と話した。
 阿南副市長は「ジーボル先生には、6年という長い間、ほとんどの小中学校を回っていただき、色々な思い出があると思います。本当にありがとうございました。プリッツ先生には、子どもたちに広い世界を見渡せるような指導をしていただきたい。体に気を付けて頑張って下さい」と激励した。