大分県と大分市は10、11日に14市3町と県外の10歳未満から80歳以上の男女1685人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。10日は979人、11日は706人。
1週間の感染経路不明者率は50%を切って47・9%となり、感染レベルをあらわす「ステージ」では「2」にとなった。全体のステージは「3」のまま。
一方で、県内で療養中の80代6人が亡くなり、県内の死者は322人となった。クラスターは▽大分市内の高齢者施設▽大分市内の医療機関▽日田市内の医療機関▽別府市内の高齢者施設▽豊後大野市内の高齢者施設で確認され、関係者の検査を進めている。
2日間の感染者の年代別では、10歳未満297人、30代263人、40代254人、10代221人、50代174人、20代143人、80歳以上130人、60代108人、70代95人。経路別では、家族706人、不明663人、施設124人、医療機関93人、職場42人、学校28人、知人18人、県外9人、会食2人となっている。
別府市の感染者数は、10日87人、11日59人。年代別でみると、40代23人、10代22人、70代20人、50代19人、10代16人、30代と80歳以上各15人、60代9人、20代7人。20代は11日の感染者数が0人だった。
別府市以外の市町等の2日間の感染者数は、大分市780人、中津市181人、日田市92人、由布市83人、宇佐市63人、臼杵市と豊後大野市各59人、佐伯市52人、杵築市40人、日出町38人、玖珠町22人、県外16人、豊後高田市15人、津久見市と国東市各13人、九重町8人、竹田市5人。