大分県共同募金会別府市共同募金委員会は令和4年度「赤い羽根共同募金運動」の活動を明日まで、行っている。日赤別府市地区奉仕団など4団体が協力している。時間は午前10時から正午、午後1時から午後3時まで。
地域福祉の推進と位置付けられており、運動により集められた善意は、高齢者や障がい者、児童に対しての支援、身近な地域福祉活動費や災害義援金として役立てることが目的。
JR別府駅東口広場で1日午前10時、オープニングセレモニーがあり、大平順治・市共同募金委員会会長が「共同募金は、地域が孤立を無くすことをテーマに活動を続けてきました。コロナ禍において支え合いの重要性や福祉ニーズなど、共同募金の重要性が高まる反面、募金活動の縮小や物価高騰などさまざまな理由により募金額は年々減少しています。街頭活動に協力していただいている皆さんに感謝申し上げます。自身の体調管理と歩行者の導線には十分に配慮し、協力をお願いします」とあいさつした。
その後、JR別府駅東口と西口で募金活動を実施。市民は「赤い羽根共同募金へのご協力をお願いします」という声に浄財を入れていた。
今年も昨年と同様、新型コロナウイルス感染症予防のため、JR別府駅、市社会福祉協議会で受け付けている。また、対面せずにインターネットを活用して募金ができる「ふるサポ募金」もある。これは、市社会福祉協議会のホームページから「競合募金ネット決済リンク」に移動でき、寄付先の地域を別府市と選択し、クレジットカード決済することで募金が出来る。
昨年度は、7万5930円の浄財が集まった。