第41回大分国際車いすマラソン大会の実行委員会と陸上自衛隊第41普通科連隊(中村英昭連隊長)は5日午後2時、別府駐屯地で大会支援のための調印式を行った。
大会は11月20日、大分県庁前を午前10時にマラソン(42・195㌔)、同3分にハーフマラソン(21・0975㌔)がスタート。マラソンは、王子港町交差点と家島橋手前中央分離帯を2回ずつ折り返す。ハーフマラソンは、王子港町交差点と三海橋上中央分離帯を折り返す。ゴールは、ジェイリーススタジアム。
自衛隊は、車両17台、隊員84人が支援。現場指揮官は、椎屋誠本部管理中隊長(1等陸尉)。レース前後の車いす搬送、大会終了後の選手輸送補助などを行う。
中村連隊長と大会実行委員長の山田雅文県福祉保健部長が調印。中村連隊長が「選手の皆さんには、競技に一生懸命打ち込めるように、大会が盛り上がるように一生懸命協力したい」。山田部長は「障がい者スポーツ発祥の地で、歴史ある大会をつないできました。自衛隊の皆さんの力を借りて、コロナ禍でも安心して選手が参加できるように万全を期していきたい」とそれぞれあいさつをした。