障がい者と外国人のボーダレス交流会

一緒にジェンガを楽しんだ

 グループホーム運営を手がける照波園町のEN―JING株式会社(大石佳澄代表)は「日本初!世界と繋がる障がい者向けグループホーム ボーダレス交流会」を8日午後3時、障がい者向けグループホーム「COCOLISS」(亀川四の湯町)で開催した。グループホーム入居者4人、「ボーダーレス」を代表してネパール人2人、スタッフ3人が参加した。
 初めに入居者4人、バスコタ・ロウナクさん、シェルパ・ラクフティさん、大石代表らが自己紹介をした。
 若干の緊張感がある中、全員でジェンガ(同じサイズの直方体の木のパーツを組んで作ったタワーを崩さないように注意しながら1本の抜き取り、最上段に積み上げて交代するゲーム)を楽しんで交流を図った。そして、「ここなら取れる」や「だめだ。崩れるかも」など少しずつ話が盛り上がり壁が取り除かれつつあった。
 続いて、トランプを使ってババ抜きをしたり、ロウナクさんのカードマジックを披露した。
 夕食会として、参加者全員でネパールの餃子(モモ)と日本の餃子を作って、食べ比べた。
 参加者は「楽しい」との声が上がり、笑顔の花が咲いていた。