県新人学童軟式野球の別府支部予選

Aパートは、昨年に続いて優勝し6回目の県大会出場の別府大平山少年野球部
Bパートは、3年ぶり5回目の代表となった春木川少年野球部
第3代表決定戦を勝ち抜いて6回目の代表となった境川少年野球部

 第20回大分県新人学童軟式野球選手権大会別府支部予選(別府市軟式野球連盟主催)が9月23、24、25日、10月8日に市営野口原ソフトボールB球場及び市営野口原軟式A球場で行われた。
 13チームが出場し、Aパート7チーム、Bパート6チームに分かれてトーナメント方式で行った。Aパートの決勝は、別府大平山少年野球部と境川少年野球部が対戦。境川が1回表に1死2塁とチャンスを掴むと、3番の後藤(幸)選手のヒットで1点を先制。2回にも1死満塁とすると、1番の上野選手のヒットで3点を追加、3回にも1点を入れてリードをした。しかし、大平山が2回裏に7番の山下選手のヒットで2塁走者が生還し、内野ゴロの間に山下選手も生還して2点を返すと、3回裏にヒットなどで3点を入れて同点に追いつくと、4回裏に5番の藤由選手のスクイズで逆転に成功。5回裏にも1点を追加した。境川も粘りをみせ、6回表に1点を返したものの、一歩及ばす。大平山が7ー6で昨年に続いて4回目の優勝、6回目の県大会出場権を獲得した。
 Bパートは、春木川少年野球部と浜脇少年野球部が決勝に進んだ。浜脇は1回表に4番の尾野選手が3塁打を放ち、1点を先制したものの、春木川が1回裏に四球で出塁した走者が3塁まで進むと、2番の和哥山選手のヒットで同点とすると、7番の宮地選手のヒットなどで、この回4点を入れた。さらに2回裏には、打者一巡の猛攻をみせ、一挙に7点を入れて浜脇を突き放した。浜脇はその後、得点を奪えずに、11ー1で5回コールドとなり、春木川が3年ぶり5回目の優勝、5回目の県大会出場となった。
 第3代表決定戦は、境川と浜脇の対戦に。浜脇は1回表、2死満塁で6番の佐藤選手が四球を選んで押し出しで1点を先制したものの、境川が1回裏に1番の上野選手が3塁打で出塁すると、連続四球で満塁に。6番の永広選手のヒットなどで一挙に5点を入れて逆転。2回裏にも2番の青木選手の本塁打やヒットなどで3点、3回に2番の青木選手がこの日2本目の本塁打、4番の森山選手にも本塁打が飛び出して4点を追加、4回にも連続ヒットなどでチャンスを掴むと、5点を追加して得点を重ねた。浜脇も3回表に5番の熊谷選手のヒットで1点を返したものの、及ばず。17ー2で境川が5回コールド勝ちとなり、5年ぶり6回目の県大会出場の切符を手にした。
 大平山、春木川、境川は11月19、20、23日に国東市の国東球場などで開催される県大会に、別府支部代表として出場する。各チームのメンバーは次のとおり(敬称略)。
【別府大平山少年野球部】▽代表・監督=今宮美智雄▽コーチ=上原勇二、大石賢二▽選手=伊藤みのり(主将)、川嶋星太、井上幸大、奥本晴、藤由純大、椰野澪央斗、山下啓太、豊島大和、坂本聖道、鈴木悠緋、三浦大和、渡邊暁斗、小野蒼真、高尾想愛羅、藤本絆愛、藤野颯斗、大石昊、横山直希、丸山実琉、加藤峻司
【春木川少年野球部】▽代表・監督=乙津慎太郎▽コーチ=福澤真太、首藤昭嘉▽選手=工藤和希、首藤史朗、和哥山藍人、河内颯佑、福澤小粋、三輪謙仁、武田翔真、宮地梓、麻生悠太、荒金一葦、稲積怜真、是永翔
【境川少年野球部】▽代表=後藤寛和▽監督=手嶋康蔵▽コーチ=津福哲児、菅雄輝▽選手=青木大樹(主将)、後藤幸晴、青野輝、手嶋康大、森山弦太朗、平岡凌太、永弘樹、大友晏寿、上野栞永、筒井晴十郎、志手蓮音、貞山海翔、野﨑成央、臼井アンナ、西村優龍、菅大翼、津福郁斗、後藤悠翔、工藤翔太