ゆめタウン別府(神垣愛一支配人)の2階催事場で3日から13日まで「べっぷ防災フェア」が開催されている。
自衛隊大分地方協力本部別府地域事務所(所長、渡部哲也2等陸尉)が東日本大震災、令和元年東日本台風19号、令和元年九州北部豪雨の際に災害出動した県内の駐屯地隊員の活動ぶりを記録した写真58点を展示している。
給水支援、入浴支援、孤立者の救助、がれきの中の捜索活動、土砂の除去など、どの写真も災害現場での自衛隊員の活躍ぶりが伝わって来る。
またゆめタウンも、これに合わせて防災グッズを販売しており、雨がっぱ、テント、ペットボトル、カップ麺、防災バッグ、乾電池、懐中電灯、水タンクなど備蓄品が並んでいる。
渡部所長は「県内の駐屯地の隊員たちが災害現場でどのような活動をしているか、写真展を見に来てほしい」と話している。
別府市防災危機管理課によると、フェアは防災意識の向上を目的に市内のショッピングセンター、スーパー、ホームセンター、電気店、文具店の計12店舗で開かれている。災害時の備蓄品を特別価格で販売している。