東荘園町が発足50周年

東荘園町の発足50周年記念式典

 別府市の東荘園町(1130世帯、2370人)の発足50周年記念式典が4日、市コミュニティセンターで開催された。昭和47年3月、荘園町から分離して東荘園町が発足。当時は1131人だった人口が倍に増え、発展を続けている。
 式典では7人の永年役員を表彰、代表して宮本博さんが謝辞を述べた。式辞に立った塩地奎三郎自治会長は、50年の歴史を振り返った上で「最近はコロナ禍で町内行事は中止してきたが、行事を活性化して楽しい町内にしたい。令和6年から住居表示が変わります。これに協力していきたい」とあいさつ。
 来賓の長野恭紘別府市長は「塩地会長には2期8年、自治会連合会長として市政に協力いただいた」と感謝。「東荘園町は、47歳の私より歴史が長い。老壮青のバランスもいい。自治会によっては合併しないと運営できないと心配する声もある。現在、通称住所と大字住所が混在していて、これを解消して一つの住居表示にします。住民と相談しながら進めます。町の名前がなくならないようにしたい。東荘園の名前がなくならないようにしたい。コロナ禍で町内行事もできにくくなっていますが、来年には元どおりの活動ができる状態にしたい。素晴らしい東荘園町を築いてほしい」と祝辞を述べた。
 市原隆生市議会議長も祝辞を述べ、宮崎眞行実相寺自治会長ら近隣の自治会長が紹介された。式典の後、コーラスとフラダンスのショーがあった。他の被表彰者は次のとおり。(敬称略)
 一木祥之、塩地奎三郎、吉本皓行、恒久妙子、本田皖二、柳沢志郎