別府ロープウェイが21日に開業60周年

開業60周年を迎え、イベントを開催する別府ロープウェイ

 別府ロープウェイ(宗藤洋代表取締役社長)は、昭和37(1962)年12月21日に開業してから、今年で60周年を迎える。これを記念して、21日から23日まで、開業当時の運賃、大人400円、小人200円で運行するなど、イベントを準備している。
 別府ロープウェイは、線路長1816㍍で、標高500㍍の別府高原駅から、標高1300㍍の鶴見山上駅まで約10分で結ぶ。山上では、別府湾をはじめ、360度の大パノラマが広がり、七福神めぐりなどもある。今の時期は、条件によっては木に氷の花が咲く「霧氷」を楽しむことも出来る。
 記念イベントでは、昭和37年12月21日生まれの人に、乗車券を2枚プレゼントする他、先着千人に記念乗車券を配布。ゴンドラには、開業当時の写真を展示する。
 関連イベントとして、24、25日にバックヤードツアーを開催。1日1回、10人程度を募集。社員の案内で、普段はみることが出来ない裏側を見ることが出来る。
 また、九州焼酎館では、オリジナル焼酎「弐十七(にとなな)」と「紅鶴見(べにつるみ)」をセットにした賞品を鶴見岳の標高にちなんで、1375円にして、60セット限定で販売する。詳しい問い合わせは電話22・2277へ。