美味しい「幸齢者カフェ」始まる

「幸齢者カフェ」でお昼ごはんを味わった

 別府市上平田のNPO法人・福祉の森で24日、第1回「幸齢者カフェ」が開催された。ボランティアグループ野花の会が、子ども食堂は活発に運営されているが、一人暮らし高齢者の食堂も必要と福祉の森の北地輝昭理事長に提案。一人暮らし高齢者の食と孤独感の解消になればと第1回を開いた。
 この日は80歳以上の12人とボランティア12人が参加。北地理事長があいさつしたあと「幸齢者カフェ」をずっと継続してと野花の会の狩生勝子代表(90)が北地理事長に10万円を寄付した。
 北地理事長がハーモニカで「ふるさと」「お正月」を演奏する中、セリご飯、だんご汁、玉子焼きなどのお昼ごはんが配られ、高齢者は「美味しい。また参加したい」と味わっていた。最高齢者は95歳だった。
 ボランティアは午前8時半に集まって心をこめて調理した。
 「幸齢者カフェ」は毎月第4火曜日の午前11時半から開催され、福祉の森ではずっと続けていきたいという。利用料は1回200円。