県軟連ベストプレイヤー

大分県軟野連2022年度ベストプレイヤーに
選ばれた前田選手

 別府大平山少年野球部の前田悠希主将(12)が、大分県軟式野球連盟(後藤一彦会長)の2022年度ベストプレイヤーを受賞。9人のうち、別府から唯一選ばれた。
 お兄さんが野球をやっていた影響で、小学1年生の頃にチームに入った。ポジションは主に投手で、センターなども守る。「最初は怒られることもありましたが、監督とかに色々と教えてもらい、キャプテンにもなれました。キツイ時もありましたが、このチームで良かったと思います。自分1人の力ではなく、チームみんなで県大会の決勝までいって準優勝したからもらえたのだと思う」と話す。
 第53回大分県学童軟式野球選手権大会の決勝戦では、沖代クラブ(中津市)に12ー0と大敗してしまったが「力負けしていると感じた」と課題も見つけることができた。もうすぐ卒業し、中学生に。「中学生になると、カーブや変化球があるので、対応できるバッターになり、自分も変化球を投げられるようになりたい」と話した。
 今宮美智雄監督は「子どもたちには、スポーツを通して思いやりの気持ちを持つなど、人間的に大きくなってもらいたい。前田選手は、練習も休まず、真面目にやってきたと思う」と話した。この日、初めてチームメイトにトロフィーを見せると「すごい!」と祝福され、前田主将は少し照れ臭そうだった。