塩手悠太氏、市議選へ

別府市議選に挑戦する塩手悠太氏

 吉良州司衆院議員の秘書として政治を学んでいる別府市野口元町の塩手悠太氏(29)が4月の別府市議選に立候補することを決めた。
 父親が転勤族だったため、別府生まれの福岡育ち。久留米大学法学部を卒業後、愛知県の東祥ホリデースポーツクラブに3年半勤め、2021年に吉良事務所の門をたたいた。
 立候補の動機を「コロナ禍を経験し、別府の体制がこのままだと変化に対応するのは難しい。新しい時代の変化に合せた街づくりを提言していきたい。吉良氏の政治姿勢は市民が幸せに暮らすこと、生活者のために政治があることも学びました。草の根選挙に徹し、しっかりした土台の政治家になりたい」と話す。
 基本政策を発表しており①未来を担う子どもたちを安心・安全に育てられる環境づくり②平等な学びの場を整えて次世代が育ちやすい環境づくり③別府を支える現役世代が働きたいと思える環境づくり④いくつになっても満足感ある生活を送れる環境づくり――をあげている。
 その上で「人を大切にする別府」として、別府市の平均年収は約406万円で全国平均より約100万円も下回っているとし「これでは子育てしている家庭はかなりの負担です。しかし子どもたちは未来の宝。別府市独自の十分なサポート体制(子育てにかかる経済的負担の軽減)を整えていき、子育てしやすい別府を目指します」と訴えている。