大分県はこのほど、1月の宿泊客等の動向速報値を発表した。コロナ禍においても行動制限はなく、海外からの観光客の水際対策の緩和などがあり、年末年始にかけて多くの人が訪れた。宿泊客は、30万1021人で、前年同月と比べ、20・2%増となる見込み。
うち、日本人客は25万4434人。出発地別では、福岡県7万2382人、関東4万8343人、県内3万9215人、その他九州3万6273人、近畿2万3234人、中国1万5791人、中部9741人、四国5447人、東北・北海道4008人。
外国人宿泊客は、4万6587人で、前年同月比2408・7%増になる見込み。出発国別では、韓国3万2195人、台湾5363人、香港2868人、タイ2692人、その他アジア1634人、欧米豪その他1191人、中国644人。韓国からの観光客が急増している。
有料観光施設(27施設)の入場客は46万2623人で、前年同月と比べて42・7%増。屋内施設は91%、屋外施設は23・3%増加。コロナ禍の影響か、これまで屋外施設は増加していたが、屋内施設も増加傾向になった。
コロナ禍前の2019年の同月と比べると、宿泊客数は日本人、外国人ともにまだ少ないが、有料観光施設の入場客は、5・6%増となっている。