明豊中高校・看護専攻科の卒業式

岩武校長から卒業証書を受け取る生徒

 明豊中学・高校(岩武茂代校長)は第22回卒業式、同高校看護専攻科第17回卒業式を1日午前10時、同校体育館で挙行した。中学校61人、高校170人、看護専攻科29人の計260人が卒業証書を手にした。
 中学校各組を代表して鈴木綾香さん、近藤祐司さん、岩倉好美さん、高校の各組代表者、看護専攻科を代表して薬師寺愛香さんに卒業証書を授与した岩武校長が「新型コロナウイルスの発生から3年が経ちました。皆さんはコロナ禍の中、さまざまな制限を受けながら学校生活を送りました。今日は3年間の中で唯一マスク無しで過ごせる日です。友だちや先生たちと過ごし、みんなの表情をしっかりと記憶に刻んでください」
 「この3年間、さまざまな制限を受けながらも、感染対策に取り組んで明豊祭や修学旅行など欠かすこと無く全て実行できました。授業中はもちろん、皆さん一人ひとりが夢に向かって駆け抜けた年月であり、人生に大きな実りをもたらしてくれると信じています。周りの人たちへの感謝の気持ちを忘れることなく、これからも日々精進してほしいと願っています」と式辞を述べた。
 続いて、二宮滋夫学校法人別府大学理事長、浦邊哲也PTA会長が祝辞を述べた。
 カッティング・星楽・アンさん(高校)が卒業記念品(図書館書架一式)の目録を贈呈した。
 在校生代表の後藤大和さん(中学)、高橋文乃さん(高校)が送辞、卒業生代表の木和田悠大さん(中学)、牧野太一さん(高校)、佐藤舞菜香さん(看護専攻科)がそれぞれ答辞を述べた。
 最後に、卒業生がマスクを着用し「蛍の光」、校歌を斉唱し式を閉じた。また、我が子の姿を撮ろうと多くの保護者がスマホやビデオカメラを向けていた。
 被表彰者は後日、掲載する。