中部ひとまもり・まちまもり協議会(幸勝美会長)はこのほど、楽しく遊んで学ぶ体験型防災食イベントを、ホテル別府パストラルで開催。約50人が参加した。
幸会長が「熊本地震から7年近くが経とうとしています。最近では、トルコでも大きな地震が起きており、いつ大きな災害が来るか分かりません。日頃から準備をしておかなければと思います」とあいさつ。
大分県防災アドバイザーの明石佳子そなえちょこっとプロジェクト代表が講話。「そなえちょこっとプロジェクト」は、「ちょこっとでも備えちょかん?」の思いを込めて立ち上げたもので、様々な世代に向けて「ちょこっと」知っておくことと「ちょこっと安心」な身近な防災情報を発信している。「災害というと、地震や台風などがありますが、地球温暖化で大雨の被害も多くなっています。何で自然災害が起こったりするのかを大人が伝えないといけないと思います。火山の恵みで温泉が出ます。地球は生きているんです。地震が発生すると、物が落ちる、倒れる、移動する、飛んでくるなどが起きます。被害は、備えることで減らしたりすることが出来ます」などと話した。
おにぎりなどの防災食を実際に食べたり、リサイクルトイレの利用方法などを学んだ。参加者には、非常食や笛などがプレゼントされた。