別府鶴見丘1年生がイベント

和太鼓トリオ「夢幻」が勇壮な演奏を披露した

 大分県立別府鶴見丘高校の1年生と別府市文化国際課が協働して「食×国際」をテーマにした「Spoon of World~食を通じて世界を繋ぐ~」が28日午前11時、別府市役所中庭「市民ひろば」で開催され、多くの人で賑わった。
 鶴見丘高校では、総合探究活動で、様々な職業の人と交わり、自ら課題を見つけて探究している。1年生は「地元探究」をテーマに、活動を行う中で、文化国際課の授業を受けた生徒たちが、今回のイベントを企画。一番身近な「食」から国際交流の第一歩になるようになることをコンセプトに、誰でも気軽に参加できるイベントを企画。多国籍料理を食べながら、日本文化を学ぶことを目指した。生徒にとっては初めての試み。
 アジアン料理やカレー、弁当などのブースが並び、事前予約と当日購入であっという間に完売。
 ステージでは、吹奏楽部がオープニングを務め、普段は和太鼓の古戦場太鼓で活動をしている3人が「夢幻」というトリオを組んで、迫力あふれる勇壮な演奏を披露。書道部は、音楽に合わせてパフォーマンスを披露した。いずれもはつらつとした元気あふれるステージで、訪れた人たちは大きな拍手を送った。