任期満了に伴う大分県議会議員選挙が31日、告示される。別府市選挙区は、定数5に現職5人、新人1人の6人が立候補を表明しており、前回と同じ「1人落ち」の激戦となる見込み。
10期目を目指す荒金信生氏(77)は、地元石垣地区を中心に支持を固める。31日は午前9時から、石垣東3丁目の事務所前で出陣式を行う。
前回、12年ぶりに別府市選挙区で日本共産党の議席を獲得した猿渡久子氏(63)は、2期目に挑む。31日は午前9時、JR別府駅西口で出陣式を行う。
自民党の嶋幸一氏(57)は、5期目を目指す。きめ細やかな活動で支持拡大を図る。31日は午前8時半から、亀川四の湯町7の事務所前で出陣式を行う。
公明党の戸高賢史氏(52)は、4期目を目指している。国会議員や市町村議員との繋がりもあり、幅広く活動する。31日は午前9時頃、南石垣公園で出陣式を行う。
立憲民主党の原田孝司氏(63)は、こまめに個人演説会などを開き、地元地区からも推薦されている。31日は午前8時半、地区労会館駐車場で出陣壮行会を行う。
唯一の平成生まれとして、現職に挑む桝田貢氏(33)。別府市議会議員を1期務め、県議会を目指す。31日は午前9時、松原公園で出陣式を行う。
各候補予定者ともに、早い段階から準備を進め、支持拡大にしのぎを削ってきた。投票日の4月9日まで熱い戦いが始まる。