2期連続で無投票に

無投票で一足早く当選を決めて万歳する三浦氏(左)

 任期満了に伴う大分県議会議員選挙が3月31日に告示され、日出町選挙区(定数1)では三浦正臣氏(45)=自民党、現=が他に対立候補もなく、無投票で4期目の当選を果たした。三浦氏は、2期連続で無投票当選となった。
 三浦氏は、日出町出身で、国会議員の秘書を経て平成23年に県議に初当選した。令和3年には、第101代副議長も務めた。「経験と行動力で、新しい日出町を切り拓く」として▽ひと=子育て・教育環境の整備、医療・福祉サービスの充実、共生社会・男女共同参画社会の実現▽まち=防災・減災対策、地域活性化▽絆=広域交流、連携の強化▽しごと=商工業の発展、農林水産業の振興ーを掲げている。
 午後5時を過ぎ、他に立候補届けがないことを確認。町内を回っていた選挙カーが事務所に戻ってくると、多くの支持者が出迎え、当選を祝った。
 阿部三郎後援会長が「3期12年の実績が無投票につながったのだと思う。皆さんの支援があってこそです。今後も、県議会で頑張ってもらいたい」とあいさつ。
 三浦氏は「関係するすべての皆さんに感謝します。無投票ということで、責任の重さを感じています。皆さんからの意見はしっかりとまとめて、形にしていきたい。子どもたちには夢を、若者には希望を、高齢者には安心を。今日から一歩ずつ歩み続けたい。これからも頑張ります」と力強く述べ、万歳を三唱。運動員と拍手をして喜びを分かち合い、運動員みんなで三浦氏を胴上げをした。