別府大学・別大短期大学部の入学式

4年ぶりにビーコンプラザで行われた入学式で
宣誓をする村田翔さん(右)と幸妃依さん

 別府大学、別府大学短期大学部の入学式が5日、ビーコンプラザコンベンションホールで行われ、747人が入学した。内訳は、別府大学文学部278人、食物栄養科学部92人、国際経営学部82人、大学院文学研究科17人、別科25人、別府大学短期大学部243人、同部専攻科10人。
 新型コロナ感染防止のためのマスク着用は個人の判断としており、ほとんどの新入生と保護者が着用していた。
 式では、吹奏楽部の演奏で国歌傾聴をし、友永植別府大学・別府大学短期大学部学長が入学許可をした。
 続いて、入学者を代表して文学部人間関係学科の村田翔さんと短期大学部食物栄養科の幸妃依さんが「建学の精神である『真理はわれらを自由にする』を理想に掲げ、学風を尊び、学則を守り、勉学に精進し、社会の期待にそうよう、努力することを誓います」と宣誓した。
 友永学長が「大学での学びは、高校までの教科・科目による学習と異なり、学問分野ごとの授業で組み立てられています。本質は、皆さんがこれまで習得してきた知識や技能を体系化し、社会で生きていくために必要な『ものの考え方』や『ものの見方』を学ぶことにほかなりません。これまでの学習を踏まえて、新たな学びに躊躇することなく、意欲的に取り組んでください。大学の4年間は、もっぱら勉学とキャンパスライフに時を費やすことができる人生唯一の機会です。真摯に学問に取り組み、学友との交友を重ね、多くの思い出を作っていただきたいと思います。失敗を恐れず、その内なる可能性を試し、伸ばして下さい。私たちはそれを全力で支援します。4年後あるいは2年後、成長した皆さんを目の当たりにすることを楽しみにしています」と式辞を述べた。
 来賓紹介として長野恭紘別府市長、梅林秀伍後援会長、赤瀬恵同窓会長、市内外の33高校校長らが紹介された。
 来賓を代表して長野別府市長、梅林後援会長がそれぞれ祝辞を述べた。
 大学・短大役職者の紹介後、大学歌を傾聴し閉式した。