国際ソロプチミスト別府がクラブ表彰

ファツィオさんを招いてチャリティーショーを開催
夢に向かって頑張る土谷さん(中央)を表彰した

 国際ソロプチミスト別府(安部直美会長)は14日に野口元町のサンタ・マリア・デッラ・ルーチェ迎賓館でチャリティーショーを、16日には北浜のホテルアーサーで第34回クラブ表彰式を行った。
 チャリティーショーには、約110人が参加。はじめに、「教育とエンパワメントのためのソロプチミストクラブ助成金」を立命館アジア太平洋大学(APU)の3回生のキム・ユジンさん(韓国出身)とクリスティ・エリナ・ディグシャヤさん(インドネシア出身)に贈呈した。この日は、キムさんとクリスティさん代理の大学関係者が出席し、安部会長が手渡した。
 引き続き、ランチを楽しんだあとに、ファビオ・ディ・ファツィオさんがピアノを弾きながら、歌声を披露。ファツィオさんは、イタリア中部ペーザロ出身で、10代の頃からバンドのボーカリストとして活躍。大の日本ファンで、大分県でもコンサートを開いたことがある。「オーソレミオ」や「『ゴッド・ファーザー』愛のテーマ」「プリティウーマン」「好きにならずいられない」などを演奏。甘い歌声で観客を魅了した。
 クラブ表彰では、表彰プログラムの中の1つである「夢を生きる賞」として、土谷麻美さんと江原奈々さんに表彰状と賞金を贈呈した。この日は、土谷さんが出席。安部会長が「仕事と子育てを両立しながら、看護師になる目標に頑張っている、夢に向かって頑張っている女性を支援するものです。みんなで応援している気持ちを表したい」とあいさつし、表彰状等を手渡した。
 土谷さんは「20歳と14歳の娘がいます。20歳で結婚しましたが、うまくいかず。しばらく子どもたちと離れて暮らしていましたが、女性として自立できるようにと看護師を目指しています。これまでは白黒の世界でしたが、子どもたちが戻ってきてからはカラーの世界になりました。子どもたちのためにも自立して、しっかりと子育てをしていきたい。応援してもらっている気持ちで、頑張ることが出来ます」とお礼を述べた。