高円宮賜杯第４３回全日本学童軟式野球大会別府支部予選がこのほど、野口原ソフトボール場Ｂで開催された。
Ａ、Ｂ２つのパートに分かれてトーナメント方式を試合を行い、各パートの優勝チームと２位チームで対戦する第３代表戦で、別府鶴見小マリンズ、春木川少年野球部、吉弘野球スポーツ少年団に加え、昨年の県新人戦で優勝した境川少年野球部が推薦で県大会に出場する。
Ａパートの決勝戦は、別府鶴見小マリンズと吉弘野球スポーツ少年団が対戦。１回裏、鶴見小が２番の若杉選手が四球で出塁すると、続く汐月選手が内野安打となり得点圏に走者を進めると、相手ピッチャーが２塁けん制でボールがそれた間に２人が生還し、２点。ヒットなどで再び走者をためると、６番の田吹選手のヒットで１点、８番小川選手のヒットでさらに２点を加えて、この回一挙に５点を入れた。吉弘も２回表に２アウトから２人が四球で出塁し、ヒットで２点を返した。しかし、鶴見小が２回裏にも１点、５回裏に２点を追加して８ー２で勝利した。
Ｂパートは、春木川少年野球部と緑丘少年野球部が決勝で対戦。春木川が１回裏に１番の工藤選手が内野エラーで出塁するとすかさず盗塁を決め、２番の和哥山選手のヒットで生還し、先制。和哥山選手も盗塁を決め、ピッチャーのけん制がそれたすきに一挙にホームに生還。ヒットなどで１、３塁とすると、２塁へ盗塁の際に３塁走者が生還し、追加点を入れた。さらに相手のエラーなどで得点を重ね、この回４点を入れた。緑丘も２回表に９番松本選手のヒットで１点、相手のエラーの間に２人が生還して３点とし、１点差まで迫った。しかし、その裏に春木川はさらに３点、３回にも１点を追加して突き放し、８ー３で春木川が勝利した。
第３代表選は、吉弘と緑丘が対戦。吉弘が２回表に相手のエラーや四球でノーアウト満塁とすると、ショートゴロの間に１人が生還し、先制。相手のエラーが続いて２点、２番の榎園選手のヒットで２人が生還。ヒットでさらに２点を入れて、この回一挙に７点を入れて緑丘を突き放した。その後も、３回に２点、４回に４点、５回に１点と攻撃の手をゆるめず。緑丘に得点を許さず、１４ー０で５回コールド勝ちとなった。Ａ、Ｂパートと第３代表戦の勝利チームのメンバーは次のとおり（敬称略）。
【別府鶴見小マリンズ】▽代表＝汐月雄二▽監督＝亀島功吉▽コーチ＝三浦康治、田吹拓寿▽選手＝汐月瑠哉（主将）、若杉珀兎、成井夢聖、伊藤太陽、百崎琉貴、三浦理一、神鳥皇海、河野紫苑、高尾竜平、藤原徹平、小川晄生、田吹來唯斗、長篠匠真、佐藤晃輔、秋吉寛人、高島吏句、小川琥響、酒井健豊、竹林京祐
【春木川少年野球部】▽代表・監督＝乙津慎太郎▽コーチ＝福澤真太、首藤昭嘉▽選手＝和哥山藍人（主将）、福澤小粋、首藤史郎、武田翔真、宮地梓、三輪謙仁、中尾陽斗、幸島瑛斗、工藤和希、是永翔、是永快翔、佐藤新、永井武
【吉弘野球スポーツ少年団】▽代表＝安部雅浩▽監督＝丸田史明▽コーチ＝阿部悠平、河野巨樹▽選手＝榎園新太郎（主将）、能住幸詩朗、田中健斗、河野碧、藤原聖士、谷口颯汰、阿部朔久、坂田皐、曽我綾斗、山田陽翔、首藤宗柔、兒玉亘、吉野悠、河野湊、髙木蓮凰、赤星琥珀、能住桜士朗、小笠原冬和、西原悠真、大石健稀、仲石凛生、松田結翔、榎園朝陽、安波佑盛、松田晴