大分県交通安全協会別府支部の総会

総会には33人が本人出席した

 大分県交通安全協会別府支部(支部長=幸勝美・幸建設社長)は令和5年度役員定例総会を5月29日午後2時、別府警察署1階大会議室で開催し、33人が出席した。
 開会に先立ち、交通事故で尊い命を失った被害者に対し、全員で黙とうを捧げた。
 総会では、幸支部長が「皆さまには平素から交通安全のため、市内各地各所で尽力いただいていることに心から御礼を申し上げます。別府市においても昨年、人身事故件数、負傷者、死者が減少しました。これは関係機関・団体を含めて一人ひとりが交通安全の諸対策を積極的に継続していただき実施していただいた成果だと思います」とあいさつ。
 来賓の田辺裕別府市市民福祉部長(市長代理)、後藤久典別府警察署長がそれぞれ祝辞を述べた。
 続いて、正成祐治別府署交通課長が「別府署管内の交通情勢について」をテーマに講話した。
 幸支部長を議長に議事に入り、昨年度の事業実施結果、収支決算、監査を報告し、出席者全員の拍手で承認された。
 役員人事では、各団体の人事異動に伴い、顧問に後藤別府署長、参与に小笠原章語別府署副署長らが就任した。幸支部長、副支部長に下森正也みなとタクシー社長、川下英次郎・亀の井バス社長、大鍜治光子県交通安全協会別府支部女性ドライバー協議会会長が再任した。
 今年度の基本方針は「交通事故のない安全で安心して暮らせる地域づくりは市民の願いであり、市民一人ひとりに交通安全知識の普及と交通安全意識の向上を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づける交通事故防止活動を効果的に推し進めていく」とした。年間スローガンは「優しいマナーと思いやりの運転兼おおいた」とし、年間重点項目は①死亡事故など重大事故の更なる抑止~道路交通の場での緊張感の保持~②高齢者と子どもの交通事故防止③飲酒運転の根絶~飲酒運転を許さない機運の醸成~―の3点。交通安全活動の具体的な推進事項として▽一斉実施の事故防止運動▽広報活動▽啓発活動▽各種交通安全教室の開催―を挙げた。受託事業は▽運転免許更新事務などの適正な処理▽更新時講習の実施―など、その他の事業・事務として▽適正な予算執行及び経費の削減▽会員入会率の向上をめざした取り組み▽各種交通安全啓発用品の整備―などの事業計画、予算が承認された。