株式会社後藤工務店(江藤淳代表取締役、別府市光町)は8日午前10時、株式会社大分銀行(後藤富一郎頭取)のSDGs寄付型私募債の引き受けに伴う寄贈品の贈呈を別府大学附属幼稚園に対して行った。後藤工務店のSDGs寄付型私募債での寄贈は今回で2回目で、日本や外国の創作の絵本・図鑑・大型絵本など68冊(10万円相当)。SDGsエコ私募債の引き受けに伴う寄贈を含めると通算11回目。
出席者は、(株)後藤工務店から江藤代表取締役、大分銀行別府北浜支店兼別府南支店から後藤昌也支店長、河野晃正係長、別府大学附属幼稚園から小河正二園長が出席した。
贈呈式は、同附属幼稚園えほんのへやで実施された。
江藤代表取締役が「日々の生活の中で、子どもたちは、この時期が一番目まぐるしく成長していると思います。その中の一つでも助けになればと思い、今回の寄贈となりました。絵本を上手に使っていただいて、教育の一環としていただければと思います」。
後藤支店長は「後藤工務店様のご好意で手数料の一部を附属幼稚園様に寄付をさせていただきました。微力ながら寄贈し、園児の皆さまの健やかな成長の一助になればと思います」とそれぞれあいさつした。
続いて江藤代表取締役から小河園長に寄贈品の目録を手渡した。
小河園長が「後藤工務店様のご厚意と大分銀行様のお計らいを持ちまして、寄贈式という大変ありがたい式を行えることに深く感謝します。園児の本との出会いは極めて大事です。まさにここが子どもたちと本が出会う場所になっています。読み聞かせも行っており、良い相乗効果があり教育の効果も上がっています」とお礼を述べると、部屋の外で待っていた園児が入ってきて、さっそく寄贈されたばかりの絵本を楽しそうに選んで読んだ。
同私募債は、企業が私募債を発行する際に大分銀行が発行企業(後藤工務店)から受け取る引受手数料の一部を原資として、発行企業が指定した学校や医療機関など、SDGs達成に資する取り組みを行っている非営利目的の法人などへ寄付を行うもの。