大分みらい信用金庫南支店(別府市千代町)のロビーで6日から7月31日まで「久米野妙子日本画展」(今日新聞社後援)が開かれている。
石垣西9丁目に在住の久米野さんは80歳(傘寿)を迎えたのを記念して、花をモチーフにした水彩画8点を展示している。
久米野さんは後藤工務店の経理事務として60年間勤務した。仕事の合間や休日に気分転換として絵を描き、これまでに約40点を制作した。
ロビーに展示されているのは「白ゆり」「さくら」「ユリ」「カサブランカ」などで、心がなごむ作品ばかり。展示期間中、作品の入れ替えもある。
久米野さんは「花しか描いてこなかった。花を見ていやな人はいないでしょう。でも、この10年は描けてないんです。以前、描いたものを展示しました。ロビー展を楽しんでほしい」とニッコリ笑った。