「おおいた夏の事故ゼロ運動」(20日まで)の初日となる14日午前9時、出発式が別府警察署で執り行われた。別府警察署、大分県交通安全協会別府支部、別府地域交通安全活動推進委員ら24人が参加した。
式では、はじめに小笠原章語別府署副署長(署長代理)が「私は警察学校を出て最初に赴任したのが別府警察署でした。約30年ぶりの勤務となります。平成4年の別府署管内の交通事故発生状況ですが、1年間で発生件数667件、死者8人、負傷者947人と多くの方が交通事故で被害に遭われていました。今は昨日現在で発生件数94件、死者1人、負傷者112人と、交通事故は減少しています。この成果は、皆さま方の地道な活動の賜物。別府市民だけでなく国内外から別府市を訪れる方々に対しても『別府市は交通安全の都市なんだ』と思ってもらえるように、街頭啓発活動をお願いします」。
大平敦夫別府地域交通安全活動推進委員副会長(会長代理)が「本日より20日までの一週間でございますが、事故ゼロでいきますように、皆さま方と街頭啓発活動を行っていきたいと思いますのでどうかよろしくお願いします」とそれぞれあいさつした。
出発式終了後、駐車場に移動し、別府地域交通安全活動推進委員らに見送られながら白バイ、パトカー、大分県交通安全協会別府支部広報車が1台ずつ市内の巡回に出発した。
続いて別府地域交通安全活動推進委員らは青山通りにのぼり旗を持って街頭啓発活動を行った。