別府警察署交通課はこのほど、今年上半期(1月から6月)の交通事故状況をまとめた。
人身事故は91件(対前年同期比30件減)、死者1人(同数)、負傷者109人(41人減)、物損事故1992件(263件増)となっている。
路線別では、国道30件(うち国道10号が23件)、県道21件、市道32件、その他8件。
時間別では、午後4時から午後6時の間が21件と、職場に戻る時間帯と職場から家に帰宅する時間帯に事故が多い。
事故種別では、人対車が20件で、うち横断中が13件、その他が7件。車対車は69件で、うち正面衝突1件、追突34件、出会い頭15件、左折時5件、右折時7件。車単独は2件で、うち工作物衝突など1件、駐車車両1件。
交通死亡事故は、1月28日早朝、東荘園町の三叉路を進行中の普通自動車と横断歩道以外の場所を横断中の男性が衝突し、男性が死亡した。
正成祐治別府署交通課長は「別府署では、事故多発路線である国道10号における速度取締りや重大事故につながりやすい歩行者事故を防止するための横断歩行者妨害取締りについて重点的に取り組んでおります。皆さまも優しいマナーと思いやりの運転で交通事故の防止に努めてください」と話した。