別府市竹細工伝統産業会館と「子供たちのための伝統文化体験inOITA実行委員会」は「親子竹細工体験」を12、13日午前10時から正午、同所で開催し、市内外から各20組が参加した。
12日は、同所2階で伝統工芸士の大谷健一氏の竹ひご作りを見学。丸い1本の竹から竹包丁を使って瞬く間に細い竹ひごを作った。その後、作った竹ひごを参加者に手に取ってもらい、曲げたりして柔軟性を確認した。
続いて竹鈴製作に移り、参加者は通常の竹ひご、赤や青の竹ひごを使ってピンポン玉サイズの竹鈴を作った。思い思いに竹ひごを組み合わせているため、同じ材料でもオリジナルの竹鈴が完成した。
市外の女の子は「竹鈴作り、難しかったけど楽しかった。また作ってみたいです。かごも作ってみたい。夏だけでなく、他のお休みにも是非開催して欲しいです。先生方が優しく教えて下さったので、何とか完成出来ました。有難うございました。案内や司会をして下さった先生の説明もとても分かりやすかったです。有難うございました。展示品にも癒されました」。
市内の女の子は「竹鈴作りは難しかったです。がんばって作りました。おうちで使います。今回、やっと当選して参加することができました。展示見学はすばらしいものばかりで感動しました。また、このようなイベントをよろしくお願いします」。
市内の男の子は「初めての竹細工で迷うこともあったけど、説明が分かりやすかったから楽しくできた。大分県の伝統竹工芸の作品に触れる機会をいただき、夏休みに良い体験ができました」とそれぞれ話した。