海上自衛隊の練習潜水艦「みちしお」

別府国際観光港第4埠頭に
停泊中の練習潜水艦「みちしお」

 海上自衛隊の練習潜水艦「みちしお」(長野修司艦長=2等海佐)が1日、別府国際観光港第4埠頭に接岸。自衛艦入港歓迎協会(会長・長野恭紘別府市長)と別府市家族会(市川英雄会長)が久しぶりに歓迎式を行った。
 コロナ禍で入港も少なくなり、歓迎式も行えなくなっていた。新型コロナが5類に引き下げられてから、初めての潜水艦の入港。
 「みちしお」は、「おやしろ」型2番艦として建造され、平成11年から呉の第1潜水隊群に配属された。発射管6門を艦首先端部に集中配備した「葉巻型」を採用。国防の任務を担い、平成27年度に練習潜水艦に変更され、潜水艦隊の主力を担う「おやしお」型の教育のための任務を担っている。
 2、3日は午前8時半から同11時半まで、午後1時から同4時まで、一般公開を行う。天候によっては中止や一部変更となる場合もあり、最終乗艦は30分前。予約などは不要。
 また、9、10日には、海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が寄港し、午後1時から同4時まで、一般公開を予定している。駐車場はないため、周辺の有料駐車場を利用するように呼びかけている。