津久見カテリーナバレーボールクラブに所属する、神田一花さん(14)=朝日中3年=と明石悠良さん(13)=同2年=が21日午後5時、長野恭紘別府市長を訪問し、「第25回全国ヤングクラブバレーボール男女優勝大会」に出場することを報告した。
神田さんと明石さんは、共に小学生の頃からバレーボールをしていたが、中学生になって、津久見カテリーナに入った。昨年も全国大会出場枠を獲得したものの、周囲で新型コロナの感染者が多く出たことから、出場を断念。念願の全国大会となった。
県大会では、決勝戦で大分サヴァスパ別府女子と対戦し、ストレート勝ちで県代表の座を獲得した。大会は、30日から10月1日まで、大阪府門真スポーツセンターで行われる。
神田さんは「送迎してくれる親や指導してくれる先生らに感謝の気持ちを忘れずに、今までの成果を出しきって、昨年出られなかった分も全国で挑みたい」。明石さんは「試合に多く出られるように頑張る」とそれぞれ話し、まずは予選を突破し、上位を狙う。
長野市長は、スポーツ振興奨励金を手渡して「昨年は、出場報告に来てくれる直前で出られなくなり、残念だと思っていました。コロナ禍を吹き飛ばし、感謝の気持ちを忘れずに頑張ってほしい。全力で応援しています」とエールを送った。