別府市内4ロータリークラブ、日出、湯布院両RCの計6クラブの合同例会は19日夜、サンバリーアネックスで開催、別府市内はじめ各地からロータリアン約百人が集まった。
大分、熊本両県74RC、2千3百会員を統括するRI第2720地区ガバナー、膳所和彦氏(日田RC)の公式訪問が3年ぶりの開催となった。
膳所ガバナーの母方の実家は別府市亀川の木下薬局。幼少の頃はこの実家を家族ぐるみで「帰郷」、休みのひとときを別府観光で楽しんだ。「私にとっては、別府は第二の古里」と話す。地区ガバナーとして就任直前には、日田市医師会長をつとめ、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の最前線に身を置き、日田市民の健康安心に心血を注いだ。
ガバナーの公式訪問は「大分第3グループ」の6クラブ会長、幹事との懇談会でスタート。各6クラブそれぞれの状況と中長期計画などを共有して合同例会へ。
例会へは膳所Gが小ケ内聡行、合原幹知両正副地区幹事を帯同した。会は別府東RC(笠木隆弘会長)がホストをつとめ、グループ各RCが運営を担当した。例会、メインの「ガバナーアドレス」と呼ばれる卓話に立って次の内容で講演。
▽クラブの細則とRI(国際ロータリー)の規定や手続きなどに齟齬や矛盾点はないか。
▽クラブの活性化や組織の強化拡大のため、中長期計画の策定。とくに会員増強や女性会員の入会に傾注する。
▽ロータリー奉仕の基幹を成す「ロータリー財団」への支援を拡大する。世界からポリオを徹底撲滅する「ポリオプラス」プロジェクトや、財団奨学生基金の強化を訴え、自身がロータリアンとして今日に至る道のりなどを紹介、多くの会員が聞き込んでいた。
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膳所Gは昭和27年生まれの70歳。出生地は山口県下関市。九州大学医学部大学院を卒業。心臓外科を専攻。大学院卒業後は英国ロンドン大学のセント・トーマス病院に2年間留学、先端医療技術を修得。縁あって日田のぜぜ医院に。日田RCは99年に入会。趣味は中学生時代から「ビートルズ」のファンを自認。自身も時折りギター演奏でストレスを発散?するという。また所属する日田RCは来月22日に創立60周年を迎える。