国際クルーズ船の記念式典

記念式典に出席した
ルカ・マルヴィーロ船長ほか

 客船「MSCベリッシマ」(17万1600㌧、全長315㍍、幅52㍍、マルタ船籍)が9月22日午前8時30分、別府国際観光港第4埠頭に寄港した。午後11時、下関に向けて出港した。
 乗客は日本、オーストラリア、ロシア、アメリカ、韓国など1814人。バス8台で別府市、宇佐市などを巡る6種類のツアーに出た。ツアーに参加しない乗客は、シャトルバスやタクシーを使って市内などを巡った。
 入港記念式典は午前11時、同船内TVスタジオで行われた。
 渡辺修武・大分県商工観光労働部観光局長が「ここ別府市は豊かな自然と温泉資源に恵まれた観光都市であります。市内いたる所から立ち上る湯けむりは、国の重要文化的景観に選定された別府が世界に誇る景観です。ぜひ二度、三度と訪れていただき、大分の自然、グルメ、歴史文化、そして日本一の温泉を体験してください」とあいさつ。
 続いて、渡辺観光局長とロベルト・レオッタ船長が港章を交換した。
 渡辺観光局長、牧宏爾市観光課長、秋月久美・公益社団法人ツーリズムおおいた専務理事がロベルト船長、ティチアーナ・ソレンティーノホテルディレクター、ルイギ・トラパーニチーフエンジニアに記念品を手渡した。
 ミス別府の坂本心実さんがロベルト船長ら3人に花束を贈呈した。
 続いて、ロベルト船長が「別府港に入港出来て光栄に思います。初入港はすでに1カ月ほど前、悪天候で当初の予定を変更して寄港しています。お客さまが別府を観光して喜んでもらうことを心から望んでいます」とあいさつ。
 記念撮影後、式典出席者と港湾関係者が船内を巡るツアーを行った。