欧州景勝地カレンダーに

「いいカレンダーができました」
と藤祥州画伯

 今年4月から7月にかけて、クルーズ船で108日間世界一周をした市内馬場の画家藤祥州さん(72)は寄港地で描いた水彩画の来年のカレンダーを作り、今日新聞に披露した。カレンダーの余白部分に印刷するスポンサーを募集している。
 カレンダーは表紙がサントリーニ島(ギリシャ)▽1~2月がトロムソ(ノルウエイ)▽3~4月がモンサンミッシェル(仏)▽5~6月がピラミッド(エジプト)▽7~8月がモンマルトル(仏)▽9~10月がレイキャビック(アイスランド)▽11~12月がロンドン(英国)。
 クルーズ船の運営会社のオファーで乗客向けの水彩画講師として船に乗り込んだ藤さんは、どういう構図が絵になるかを指導し、その手本となった作品をカレンダーにした。いずれも淡い水彩画で描かれ、旅情を誘うものばかり。できあがったカレンダーは200人の水彩画教室受講生を含む、船舶関係者350人に送ったという。
 藤さんは11月30日から1週間、大分市のトキハ本店画廊で個展を開き、カレンダーの原画を含む50点を展示する。
 スポンサー企業は、1色刷り100部5万円、2色刷り100部6万円で募集している。
 藤さんは「今回もいいカレンダーになりました」と話す。問い合わせは電話090・3132・8779。