ひと・まち協議会が連携会議

グループごとに活動など意見交換をした

 別府市は、「ひとまもり・まちまもり協議会」の連携会議を19日午後6時、市役所で行った。
 中学校区で共通の地域課題に多様な人が関わり活動する、ひと・まち協議会を7自治区全てで立ち上げており、それぞれ活動をしている。連携会議では、同じテーマでそれぞれの活動内容を紹介したり、困ったことを相談したりしている。29人が出席した。
 ▽体制づくりについて(人材育成・組織運営)▽防災・防犯事業について▽交流・生きがい事業について▽福祉・健康増進(ウェルネス)事業について、4つのテーマに分かれて、グループ協議を行った。
 体制づくりでは「少しずつ、組織づくりが出来ている」「ひと・まちの周知徹底がまだ足りない」「事務局、拠点が必要」。
 防災・防犯では「防災訓練をしても、同じ人が出てくる地区が多い」「防災グッズを買っているが、使えるかの訓練も必要。保管場所も考えないといけない」「避難所運営で、感染症対策が難しい」。
 交流・生きがいでは「地域と関わるということで、河川や海岸線の清掃をする」「スマホ教室を昨年度から各協議会が多く行っている。スマホと交流は関係が深いのではと思う」「スマホを持っているが、扱い方を知らなかった人が笑顔で帰っていき、その中でも交流して自信もって帰っている」「大学生を講師に迎えることで、分かりやすいと感じる」。
 福祉・健康増進では「認知症の勉強会などをしている」「体協と連携をとって、協議会で運動会を計画したい」などの意見が出た。
 他地域の活動を聞くことで、良い部分を取り入れようと真剣に話を聞いていた。