別府翔青高校の青藍祭体育の部

学年別のクラス対抗リレー予選では
全力で決勝進出を狙った

 大分県立別府翔青高校(阿部充校長、710人)は「青藍祭体育の部」を19日午前9時、同高校グラウンドで開催した。学年対抗でトップを目指し、保護者は我が子の勇姿を見守った。
 開会式で、阿部校長が「見渡す限りの青空で、絶好の体育大会日和となりました。今年度、皆さんにお願いしている生徒一人ひとりのやる気、元気、活力いっぱいの体育大会都市とし、令和5年度の青藍祭を締めくくるにふさわしい大会にしてください。皆さんの検討を大いに期待しています」。
 疋田啓二PTA会長は「皆さんの顔を見てあいさつするのはこの日しかないので、いろんなことを考えてきたのですが、3年生は青藍祭が終わったら、就職や進学に頑張ってください。1、2年生は、3年生の姿を見ながら、今後頑張っていっていただきたい。みんな頑張ってください」とそれぞれあいさつ。
 小田口将之さんと古城愛美さんが「宣誓。私たち生徒一同は『自主誠心、進取創心』の校訓に則り、限られた時間の中で得た練習の成果を十分に発揮し、正々堂々、全力で戦い抜くことを誓います」と力強く宣誓した。準備体操後、競技に移り、「台風の目」は5人一組となり、全員が一本の長い棒を持ち、定められたコースを走る競技で、コースの途中に2個のコーンが設置されており、そのコーンを中心に一回転することがルールとなっている。そのため、コーンの周囲を一回転する際にバランスを崩したり、走っている最中に持っている棒から手が離れるなどのハプニングも起こった。「クラス対抗リレー予選」は決勝に進む2クラスを選ぶため、各学年ごとに鎬を削った。走らないクラスメートは、自分のクラスの応援し盛り上がった。その後は「綱引き」「5人6脚」「百足競走」「クラス対抗リレー決勝」「大玉送り」「フォークダンス」の順番でプログラムが進み、徐々に生徒たちのテンションと応援に熱を帯び、盛り上がった。