ギャラリー嶋屋でペルーを紹介

絵や民芸品、置物などを
展示している

 東荘園にある留学生支援ハウス「的野丸」は「南米ペルーの文化、自然、街、人を描く アンデス夢紀行」を30日まで、松原町のギャラリー嶋屋Ⅱで開催する。入場無料。ベップ・アート・マンス2023参加イベントの一つ。時間は、午前10時から午後5時。
 今年は、日本とペルーの国交樹立150年の記念すべき年。今回の催しを通じて、一人でも多くの人に知ってもらい、ペルーへの理解と交流につながればと企画された。
 ペルーの音楽を聞きながら、的野章さんが水彩やアクリルで描いたペルーの街並みなどの風景や女性を入れた一場面を絵を見ることができる。絵にはタイトルとは別に、説明も入れているので現地のことを知ることもできる。置物、土産品、民芸品、人形(パディントン)、ペルーのクイズも楽しめる。また、室内にペルーの国旗(中央に紋章入り)、室外に紋章無しのペルーの国旗が掲げられている。
 展示品とは別に、的野さん夫婦の2018年9月から20年1月までペルーで生活したことを記録したファイル「ペルー生活記」を見ることが出来る。ペルーでは、的野さんは日系学校の小~中学生に日本語の発音・文法や日本の文化など、妻はプールで子どもたちを指導していたという。
 的野さんは「ペルーは、アンデス文明やインカ文明の歴史や文化があり、素晴らしい。また自然が優大。日系社会が発展しており、日本人が行っても安心できる。この展示会で少しでも楽しんで、そしてペルーに興味を持ってくれれば」と語った。