別府溝部学園高校(佐藤清信校長)は令和5年度第37回体育大会を26日午前9時、同校グラウンドで開催した。
これまでは紅白対戦だったが、今年は学年対抗方式となった。
目的は▽心身の健全な発達と体力の向上を目的とし、規則を守り公正に行動し、協力して支え合う生徒の育成▽自主的に考え行動できる生徒の育成▽創造力を養い、その力を学園生活に発揮できる生徒の育成―としている。
開会式では、溝部仁理事長が「今年は1年生、2年生、3年生が対抗します。4年ぶりに全校が集まって開催できることを喜んでいます。心に残る、記憶に残る体育大会にしてください」。
佐藤校長は「今年度は実行委員会を立ち上げ、生徒が主体となって運営をしています。応援に来ている保護者の方々に、皆さんの学校生活を見せる良いチャンスです。最高の思い出として残る一日になるようにしてください」。
仁田野優真生徒会長は「このコロナ禍の4年間、これまでいろんなことを我慢してきたと思います。その溜めこんだ気持ちを吐き出し、これまで練習してきた成果を十分に発揮し、全力で楽しんでいきましょう」とそれぞれあいさつ。
学年代表で体育大会実行委員の佐土原栄さん(1年)、島﨑拓也さん(2年)、大野智瑛さん(3年)が力強く選手宣誓をした。
準備体操後、午前の徒競走ではトップでゴールテープを切るときに両手を挙げて喜ぶなどしていた。そのほか、クラス対抗リレー予選、大縄跳び、パン取り競争で盛り上がった。午後からは部活動対抗リレー、全学年女子による綱引き、全学年男子による騎馬戦で出場しない生徒らの応援にも力が入った。クラス対抗リレー決勝では、予選で勝ち上がった各学年1、2位のクラス代表が優勝目指して全力で走った。最後に全学年がダンスを披露した。
実行委員長の十時怜大さんは「私が1年生、2年生のときは午前中で終わっていましたが、皆の協力などでこれだけ盛り上がる体育大会ができました。そのことに感謝しています」とコメントした。