APUで未来共創カンファレンス

社会課題に立ち向かうための取り組みを
パネルディスカッションなどで学んだ

 経済産業省九州経済産業局、立命館アジア太平洋大学(APU)、九州SDGs経営推進フォーラム、NPO法人APUグローバルビジネスネットワークは20日午後6時、APUキャンパス内で「未来共創カンファレンス~社会課題に立ち向かう若者たち~」を開催した。大学の授業の一環でもあり、学生や一般の人など約70人が参加した。
 金谷明倫九州経済産業局総務企画部長が「社会課題に立ち向かうというテーマにあるように、国内外の課題に自分に何が出来るか、考えるきっかになり、一歩踏み出す勇気を持てればと思います。先を予測できない、不確実な世界で、何をするにも、一筋縄ではいかないことばかりだと思う。注目されているのは、スタートアップ。政府では、昨年11月から育成5カ年計画を発表し、人材育成などをしています。若さは何事にも代えがたい強み。チャンスは以外に身近に転がっている。大きな推進力になって、目の前にあるチャンスを新しく何か始めるチャンスと捉えてもらえると思います」とあいさつ。
 同局総務企画調査課の大筋暢洋さんが「SDSs時代のビジネスの在り方」と題して基調講演。
 引き続き、経済産業省の荒川恵美さん、株式会社ボーダレス・ジャパンの日野美久さん、株式会社Emunitas代表取締役でAPUのサスティナブル観光学部生でもある山口由人さんが「社会課題をめぐる世の中のうねり」をテーマにパネルディスカッションを行った。
 学生は、色々な人の力を借りないと、今の時代は課題解決できないぐらい、社会課題は複雑になっていることや、ソーシャルビジネスのリアル、課題へのアプローチなどについて学んだ。