別府市議会が医師会と対話

救急医療の現状について
意見交換をした

 別府市議会は、令和5年度の「市民と議会の対話集会」をこのほど、市医師会(岡田豊和会長)と行った。厚生環境教育委員会(安部一郎委員長)が担当。テーマは「別府市の緊急医療体制について」で、休日や夜間の診療等の救急医療体制全般について、意見交換をした。
 岡田会長が、救急体制の現状と課題について説明。別府市では、休日当番医制で休日などの救急医療を行っている。しかし、医師不足と医師の高齢化、職員の働き方改革などで当番医への参加が難しくなっている。医師会としては、東部医療圏域休日・夜間急患センターの設置を大分県の第8次医療計画に含めてもらい、対策を取る必要性を訴えている。医師会側からは「広域にすることで、医師も集まりやすいと思う」「こういった機会が沢山あればと思う」などの意見が出た。