みらいお宝発表会に5事業者

プレゼン後のワールドカフェで
意見交換をした

 大分みらい信用金庫(森田展弘理事長)は、15日午前9時半、「みらいお宝プロジェクト」による「みらいお宝発表会2023」を本店みらいホールで開催した。
 「みらいお宝プロジェクト」は、公益財団法人日本財団の「わがまち基金」からの助成金を活用して、地域の中に埋もれている新しいビジネスアイデアや取り組み等を「お宝」として発掘し、磨き上げ、活用するための支援を推進することで、地域活性化に取り組んでいる。
 専門家と一緒に、数カ月にわたって参加事業者の強みを掘り起こし、それを活用したアクションプランを一緒に検討。発表会でビジネスアドバイザーなどと意見交換をし、アクションプランをさらに磨き上げる。発表会をスタート地点として、みらい信金やビジネスプランアドバイザー等がチームとなって伴走型支援をしながら、実際にアクションプランを実行していく。
 参加事業者は、体幹機能改善サービスに特化したコンディショニングサロン「コア・ナチュレ」(大分市)、外国人観光客の忘れ物海外配送サービス「WASULUCK」(大分市)、建設業・不動産業・不動産賃貸業の「有限会社三和住宅」(別府市)、竹製品メーカーの「竹明庵工房」(日出町)、総合建設業の「株式会社M・ZEC」(中津市)の5社。
 それぞれ、人材育成や新たな事業展開などのアクションプランを提示。プレゼンテーションをしたあと、アドバイザーのテーブルを回って、意見を書いた付箋を貼り付けて意見交換をする「お宝磨きワールドカフェ」を実施。プレゼンを聞いて感じたことなどを話し合った。最後に「みらいお宝応援金」を各事業者に贈った。