大分県信用組合が創立70周年

70周年を記念して祝賀会が開かれた
式典であいさつをする吉野理事長

 大分県信用組合(吉野一彦理事長)は、25日午前11時、ホテル日航大分オアシスタワーで創立70周年記念「けんしん感謝の集い~地域創生アライアンスパートナーの皆様とともに~」を開催。約280人が出席した。
 県信は、昭和28年に戦後の社会経済の回復を目指して設立された。4店舗からスタートし、現在は県内38店舗となった。また「第4の本業」として、地方創生にも積極的に取り組み、自治体をはじめ119の連携協定を結んでいる。
 吉野理事長が「戦後の荒廃した社会経済は厳しく、健全な庶民経済の発展のために、県信は発足しました。平成26年に政府から地方創生の施策が打ちだされ、金融の本業である預金、融資、為替に加え、地方創生を第4の本業に位置づけ、連携協定を結び、健康、子育て、観光、宇宙、DX(デジタルトランスフォーメーション)などそれぞれの分野で取り組みを進めています。80周年に向けて『金融を通じて地域社会に貢献』を胸に、まい進していきます」とあいさつ。
 来賓の佐藤樹一郎大分県知事が「吉野理事長のリーダーシップと役職員の皆さんのたゆまぬ努力で、大分県の経済の発展に大きな貢献をしてもらっています。いち早く地方創生の取り組みをしてもらい、心強く思っています」と述べた。河村企彦財務省九州財務局長、長野恭紘別府市長、山本明弘全国信用協同組合連合会長も祝辞を述べた。
 引き続き祝賀会が行われ、テレビのコメンテーターとしても活躍する大分県出身のバイオリニスト廣津留すみれさんが演奏を披露し、花を添えた。
 来賓の足立信也大分市長と阿部英仁自民党大分県連会長が祝辞。浅田俊一東京センチュリー株式会社取締役の発声で乾杯をした。ハーラウオナーマヌレアによるフラダンスなどもあり、盛り上がった。
 最後に、利光直人大分県商工連合会長の発声で万歳三唱をして締めくくった。