今秋の叙勲で旭日双光章を受章した元県法人会連合会副会長の菅健一さん(73)=別府市野口元町=が22日、別府税務署を訪ね、吉岡啓三署長に報告した。
菅さんは平成5年6月に別府法人会青年部幹事に就任して、法人会活動をスタート。平成21年5月から今年6月まで同法人会会長を務め、その間は県法人会連合会副会長。平成30年10月に国税庁長官表彰、令和3年10月に財務大臣表彰されている。
民間における税の分野でのオピニオンリーダーを目指して法人会はさまざまな活動をしており、税の啓発活動や将来を担う学童に対しては租税教育活動に取り組んでいる。法人会での永年にわたる功績が評価されての叙勲で、会長は退いたものの別府法人会顧問の仕事は続いている。
「走り続けてきた30年だと思います。立命館アジア太平洋大学など留学生を招いた交流会は20年以上続いています。社会貢献はこれからも続けていきたい」と菅さん。吉岡署長は「永年の功績が認められたもので、私もうれしく思います。これからも元気でますます頑張っていただきたい」とねぎらった。