野田羽室御霊社で秋の大祭

様々な演目の神楽が訪問された

 別府市野田の野田羽室御霊社は3日午前10時15分から、秋の大祭として「奉納神楽大会」を開催した。
 御霊社は、旧県立別府羽室台高校の背後にある羽室集落にあり、創建は、鎌倉時代と言われている。23基の五輪塔が古墳群を形成し、県の史跡及び有形文化財に指定されている。五輪塔の形式から、鎌倉時代後期から室町時代にかけて、この地を治めていた竈門氏の墓地と考えられている。
 かまど神楽保存会が二人神楽などを奉納。演目が終わるたびに会場から大きな拍手が送られた。西本隆秀八幡竈門神社宮司による神事が執り行われたあと、引き続いて神楽が奉納され、訪れた人たちを楽しませた。
 また、野田自治会有志によるぜんざいの振る舞いや、餅、お菓子まきなどのイベントの他、出店も並び賑わった。
 さらに、別府市立北部中学校の吹奏楽部、別府溝部学園短期大学ハンドベル部、シオナーズ別府クラスのダンスが花を添えた。