別府翔青高校ブラスコンサート

第2部では、マーチングステージで息の合った動きと演奏で観客を魅了した

 大分県立別府翔青高校吹奏楽部の第7回ブラスコンサートが17日午後5時、ビーコンプラザで開催された。大分県吹奏楽連盟、今日新聞社など後援。
 阿部充校長が「部員48人は、音楽を奏で、表現できることに喜びを感じつつ、本校ならではの音楽を求め、一心に活動に励んできました。経験を糧に、第60回大分県吹奏楽コンクールでは、高等学校の部で金賞を受賞することが出来ました。また、8月に鹿児島で開催された第47回全国高等学校総合文化祭にも、4年連続の出場を果たしました。皆さんの前で披露できますことに、改めて感謝と喜びを込めて、精一杯の演奏をお届けします」とあいさつ。
 ステージは3部構成で行われ、第1部のクラシックステージでは、旧別府商業高校から引き継いだ、翔青高校を代表する曲でもある「ハイスクール・マーチ」からスタートし、会場を盛り上げた。2012年度吹奏楽コンクール課題曲だった「さくらのうた」、「行進曲『威風堂々』第1番」を演奏。
 第2部は、一転してマーチングステージに。ディズニーの100周年を記念して、「アラビアン・ナイト」や「彼こそ海賊」といったアニメや映画の音楽を演奏。会場を所狭しと動き回り、息の合ったマーチングを披露。途中、ドラムメジャーが3年生の前田悠葵さんから2年生の伊藤もなみさんに引き継がれた。卒業生などもパーカッションで参加し、後輩を盛り上げた。
 第3部は、ポップスステージがあり「ラプソディー・イン・ブルー」や「マツケンサンバⅡ」などを演奏した。
 コンサートでは、ゲストとして司会を放送部が、昨年度に続いて、3年生の上月瞳子さんがピアノで花を添えた。